はじめに
序 子どもの問題だから
子どもだから考えたい
非国民て､ なに？
Ⅰ. 韓国のハルモニを訪ねて
　翼に浮かんだマーク
　秘して伏してはならない
　小さな部屋で
　｢まるでおりに入れられた動物のよう｣
　日本の高校生からの手紙
　もう一人のハルモニ
　ハルモニの店
　｢毎日､ 二十人もの軍人がやってきて｣
　慰安所からみた月
Ⅱ. 名乗りでる女性たち
　朝鮮の娘たちがかりだされて
　なぜ､ ｢慰安婦｣を戦地に送った？
　なぜ､ 朝鮮人女性を連れていったの？
　土地もことばもうばわれて
　どうやって連れていかれたのか？
　一日に何十人もの軍人がやってくる
　今も残る傷あと
　占領したフィリピンで
　｢私たちから神はうばえない｣
Ⅲ. ふたたびくり返さないために
　白い服のハルモニたち
　あやまるということ
　あなたはどう考える
　おわりに
　解説 資料からみた ｢従軍慰安婦｣政策(吉見義明·西野瑠美子)
　資料を発見したきっかけ
　どうやって女性たちを集めたか
　外国の軍隊はどうしていたか
　国家の関与という重大な事実
　朝鮮人女性の割合は
　なぜ､ 朝鮮人女性が多かったか
　だましたことも強制と同じ
　歴史を後世にどう伝えるか
　あとがき