はじめに
1章 慰安所
解題
　資料1 揚陸左の如し 慰安所二十四名 一九四二(昭和一七)五月二九日
　資料2 慰安所に関する規定 一九四二(昭和一七)年六月六日
　資料3 比女三名を以て慰安所を開設 一九四二(昭和一七)年六月一六日
　資料4 慰安所設置 一九四二(昭和一七)年六月一一日
　資料5 カガヤン市には慰安婦四名あり 一九四二(昭和一七)年七月三一日
　資料6 軍人倶楽部規定 一九四二(昭和一七)年七月
　資料7 各種慰安設備を増し 一九四二(昭和一七)年八月一〇日
　資料8 慰安所に立寄り遊興し 一九四二(昭和一七)年八月一一日
　資料9 邦人の接客業者の取扱 一九四二(昭和一七)年八月三一日
　資料10 船員慰安休養施設経営の為南方進出に関する件 一九四二(昭和一七)年九月三〇日
　資料11 外出に関し規定す 一九四二(昭和一七)年一〇月五日
　資料12 慰安婦は流言を恐れてマニラに帰宅す 一九四二(昭和一七)年一一月一〇日
　資料13 兵站勤務に関する規定(慰安に関する事項) 一九四二(昭和一七)年一一月一七日
　資料14 慰安所規定(第一慰安所·亜細亜会館) 一九四二(昭和一七)年一一月二二日
　資料15 パナイ島接客業組合 一九四二(昭和一七)年
　資料16 慰安施設に立入る場合は身分証明書を携帯する 一九四三(昭和一八)年 一月二九日
　資料17 慰安所に軍人軍属以外のもの出入し取締困難 一九四三(昭和一八)年二月
　資料18 第三慰安所を開業せしむ 一九四三(昭和一八)年二月一三日
　資料19 慰安所  現在一名病気にて五名なり 一九四三(昭和一八)年四月
　資料20 タクロバン町要図(慰安所あり) 一九四三(昭和一八)年六月二四日
　資料21 慰安婦の金銭紛失で内々裡に解決せり 一九四三(昭和一八)年八月三日
　資料22 兵站設備慰安所等は第二師団に於て処理する 一九四三(昭和一八)年九月一九日
　資料23 巡視経路要図(慰安所あり) 一九四四(昭和一九)年一月一〇日
　資料24 慰安所の衛生に関する指導監督 一九四四 (昭和一九)年三月一七日
　資料25 日本語教師二名は慰安婦を連れ出し 一九四四 (昭和一九)年三月二二日
　資料26 従業員帰還に関する件 一九四四(昭和一九)年五月一日
　資料27 慰安休養のため保健上陸 一九四四(昭和一九)年六月一一日
　資料28 兵の慰安機関もなく 一九四四(昭和一九)年八月二五日
　資料29 第一慰安所被服窃盗事件 一九四四(昭和一九)年九月二六日
　資料30 含む慰安婦二十五名 一九四四(昭和一九)年一一月二日
　資料31 犯罪統計一覧表 一九四二(昭和七)年三月一九日
　資料32 軍法会議取扱人員表 一九四二(昭和一七)年一二月
　資料33 軍法会議取扱罪数表 一九四二(昭和一七)年一二月
　資料34① 強姦被告事件·投書 一九四二(昭和一七)年一二月一六日
　資料34② 強姦被告事件·聴取書① 一九四二(昭和一七)年一二月一六日
　資料34③ 強姦被告事件·聴取書② 一九四三 (昭和一八)年一月二日
　資料35 比人女被害者の告訴に依る強姦取調 一九四三(昭和一八)年六月二九日
　資料36 処刑通報 一九四三(昭和一八)年六月
　資料37 破廉恥の犯行者を出しました 一九四三(昭和一八)年一二月一日
　資料38 強姦事件発生を見たる 一九四四(昭和一九)年六月一〇日
　資料39 戦時強姦容疑事件の申出 一九四四(昭和一九)年七月一三日
　資料40 強姦事件の報に接し 一九四四(昭和一九)年八月一二日
　資料41 異民族戦不軍紀事例(タクロバン) 一九四三(昭和一八)年一月
　資料42 陸軍々人軍属非行表(五月) 一九四三(昭和一八)年六月一三日
　資料43 異民族戦不軍紀事例(六月·パラワン) 一九四三(昭和一八)年六月二五日
　資料44 異民族戦不軍紀事例―将校は娘の｢サービス｣を要求 一九四三(昭和一八)年六月
　資料45 陸軍々人軍属非行表(六月) 一九四三(昭和一八)年七月一二日
　資料46 陸軍々人軍属非行表(七月) 一九四三(昭和一八)年八月一四日
　資料47 陸軍々人軍属非行表(八月) 一九四三(昭和一八)年九月一四日
　資料48 陸軍々人軍属非行表(九月) 一九四三(昭和一八)年一〇月一六日
　資料49 陸軍々人軍属非行表(一〇月) 一九四三(昭和一八)年一一月一四日
　資料50 異民族戦軍紀風紀取締状況表－捕縛し民家に連行強姦す 一九四四(昭和一九)年六月一日
　資料51 異民族戦軍紀風紀取締状況表－戦地強姦をなしたり 一九四四(昭和九)年七月三日
　資料52 陸軍々人軍属非行表－劣情を生じ姦淫せんと暴行 一九四四(昭和一九)年九月三日
　資料53 陸軍々人軍属非行表－飲酒酩酊の上､ 抜刀暴行する 一九四四(昭和一九)年一〇月一六日
　資料54 陸軍々人軍属非行表－慰安所に出入り性病に感染 一九四四(昭和一九)年一二月一日
　資料55 ボルネオ行 ｢慰安土人｣五〇名· ｢慰安婦｣二〇名増派諒承相成度 一九四二(昭和一七)年三月一二日
　資料56① 慰安場を開設せらるゝに付 一九四二(昭和一七)年四月三日
　資料56② 指定慰安所以外絶対立入を禁止す 一九四二(昭和一七)年四月一八日
　資料56③ 掠奪強姦をなす者増加せり 一九四二(昭和一七)年五月九日
　資料56④ 休養中の朝鮮慰安婦を無断連出すものあり 一九四二(昭和一七)年五月一三日
　資料56⑤ 慰安所の有毒婦を収容 一九四二(昭和一七)年五月一四日
　資料56⑥ 日本慰安婦営業を開始す 一九四二(昭和一七)年五月一六日
　資料57 昭南駅コウシヤ要員として招致 一九四二(昭和一七)年四月二八日
　資料58① 軍酒保要員並に慰安婦に対する正式渡航手続 一九四二(昭和一七)年一一月一二日
　資料58②返電－慰安婦は既に南方地域に於ては飽和状況なる 一九四二(昭和一七)年一一月一八日
2章 性病対策
解題
　資料59 衛生サック五六〇万個 一九四二(昭和一七)年二月二五日
　資料60 衛生サック一五三〇万個 一九四二(昭和一七)年三月三〇日
　資料61 本日の実施課目  花柳病予防法学科 一九四二(昭和一七)年四月一七日
　資料62 花柳病に感染せるものあり 一九四二(昭和一七)年八月二一日
　資料63 将兵性病処理に関する通牒 一九四二(昭和一七)年九月一八日
　資料64 本部より配布したるサック 一九四二(昭和一七)年一一月二一日
　資料65 衛生サツク欠乏せるに付 一九四二(昭和一七)年一一月二一日
　資料66 サツクを左記により分配 一九四二(昭和一七)年一二月一二日
　資料67 慰安所の監視に努め月間性病患者なし 一九四二(昭和一七)年一二月
　資料68 花柳病予防に関する連隊長注意 一九四三 (昭和一八)年一月二六日
　資料69 花柳病患者罹患経路調査 一九四三 (昭和一八)年二月二六日
　資料70 花柳病の撲滅に尽力せり 一九四三 (昭和一八)年六月三〇日
　資料71 保健衛生－比島は花柳病特に多く 一九四三 (昭和一八)年六月
　資料72 性病検査を実施す 一九四三 (昭和一八)年八月二五日~九月二〇日
　資料73性病のみの治病の為入院中のものは御下賜品拝受せしめす 一九四三(昭和一八)年一一月八日
　資料74 花柳病は猛烈に蔓延しある状況 一九四三 (昭和一八)年一二月
　資料75 行政命令－検黴の件 一九四四(昭和一九)年三月一日
　資料76 慰安所用として衛生サツク 一万個 一九四四(昭和一九)年三月一二日
　資料77 検黴成績の件①~⑧ 一九四二(昭和一七)年五月一二日~一二月二七日
　資料78 コレヒドール攻略戦戦病調査表(四月) 一九四二(昭和一七)年五月七日
　資料79 患者統計表 一九四二(昭和一七)年一一月一日
　資料80① 花柳病治療の概況(アルバイ) 一九四二(昭和一七)年五月八日
　資料80② 花柳病治療の概況(レガスピー) 一九四三 (昭和一八)年一月一日~六月三〇日
　資料81① 還送患者輸送実施の件通牒(うち花柳病患者数) 一九四二(昭和一七)年一月二二日
　資料81② 還送患者輸送実施の件報告(うち花柳病患者数) 一九四二(昭和一七)年一一月二〇日
　資料82 花柳病予防－幹部に対する衛生教育順序 一九四〇 (昭和一五)年二月
　資料83 大東亜戦争関係将兵の性病処置に関する件 一九四二(昭和一七)年六月
　資料84① 南方補給用並防疫用衛生材料(第五次)交付の件 一九四二(昭和一七)年四月一三日
　資料84② 南方補給用衛生材料(第一四次)交付の件 一九四二(昭和一七)年一一月五日
　資料85 衛生サック等に関する一覧表〔編者作成]
3章 ｢性的問題｣の取締
解題
　資料86 強奪強姦等の行為は絶対厳禁す 一九四二(昭和一七)年一月三日
　資料87 暴行又は猥褻に亘るが如き行為 一九四二(昭和一七)年一月三日
　資料88 憲兵の職権乱用に就いて 一九四二(昭和一七)年四月二日
　資料89 性的問題の根絶 一九四二(昭和一七)年七月一九日
　資料90 掠奪強姦等非違行為の防止 一九四二(昭和一七)年八月六日
　資料91師団参謀長口演要旨－強姦行為は治安を乱す原因となる 一九四二(昭和一七)年八月
　資料92 軍参謀長口演要旨－作戦初期に強姦著しく多く 一九四二(昭和一七)年九月二二日
　資料93 異民族戦軍紀の確立を急務とす 一九四二(昭和一七)年一一月一五日
　資料94 軍人の対比島人態度に関する件 一九四二(昭和一七)年一二月二〇日
　資料95 部隊の名誉を傷つけたるもの 一九四二(昭和一七)年一二月二六日
　資料96 私娼屈に出入りする者の大部は飲酒せる者 一九四三(昭和一八)年一月八日
　資料97 軍風紀の現状－私娼を漁る者増加 一九四三(昭和一八)年一月八日
　資料98 匪首の妻子､ 家族の捕獲に努むること 一九四三(昭和一八)年一月九日
　資料99 慰安施設を多くすると兵の討伐力を弱む 一九四三(昭和一八)年二月四日
　資料100  慰安等は後にし先づ討伐を実施すべし 一九四三(昭和一八)年二月六日
　資料101  皇軍擁護の徹底に関する件 一九四三(昭和一八)年二月二一日
　資料102  些末の非違と雖も犯さす犯さしめす 一九四三(昭和一八)年四月一日
　資料103  殺戮､ 放火､ 略奪､ 強姦に就きて 一九四三(昭和一八)年五月二日
　資料104  皇軍の対住民態度よりする治安観察 一九四三(昭和一八)年九月一六日
　資料105  非行を敢て為す者跡を絶たす 一九四三(昭和一八)年一二月一五日
　資料106  隊長ビサヤ地方憲兵服務指示図解 一九四三(昭和一八)年
　資料107  新部隊長訓示 一九四四(昭和一九)年一二月一四日
　資料108  陸軍刑法加除改正 一九四二(昭和一七)年二月一九日
4章 現地の証言
解題
　資料109  抗日伝単－風刺漫画 一九四二(昭和一七)年五月一九日
　資料110  通信検閲標準 一九四二(昭和一七)年一〇月二七日
　資料111  郵便検閲－強姦はたせず激昂､ 暴行をなし 一九四二(昭和一七)年六月五日
　資料112  郵便検閲－婦女子を追ひ廻し強姦 一九四二(昭和一七)年一一月一〇日
　資料113  郵便信検閲－治安上有害なる郵便物 一九四三(昭和一八)年四月三〇日
　資料114  郵便検閲－比律賓人は痩せて日本人が肥る 一九四三(昭和一八)年五月三一日
　資料115  郵便検閲－邦人にも慰安設備が欲しい 一九四三(昭和一八)年五月三一日
　資料116  郵便検閲－裸の儘で広場に立たされる 一九四三(昭和一八)年八月一五日
　資料117  通信検閲－無辜の住民か沢山日本兵に殺害された 一九四三(昭和一八)年九月
　資料118  郵便検閲－女子供が七〇名も殺された 一九四二(昭和一七)年九月三〇日
　資料119  ダバオ付近に於ける軍政実施の状況 一九四二(昭和一七)年一月二九日
　資料120  陸軍大臣訓示 一九四二(昭和一七)年一〇月一三日
　資料121  通牒－マニラ市民の生活実相 一九四二(昭和一七)年一二月一一日
　資料122  物資不足物価昂騰に基因する生活難(イロイロ) 一九四三(昭和一八)年一〇月一日
　資料123  通牒－活逼迫を続ける民衆の動向(バヨンボン) 一九四四(昭和一九)年一月
　資料124宣伝文－日本軍は自分達の食物を取り婦女子を強姦し 一九四二(昭和一七)年一一月一五日
　資料125  ｢ゲリラ｣隊司令部覚書 一九四二(昭和一七)年一二月二二日
　資料126  抗日宣伝文－日本軍隊は婦人を辱めた 一九四三(昭和一八)年五月二日
　資料127  書翰－日本兵は婦女を強姦虐待した 一九四三(昭和一八)年六月一五日
　資料128  抗日教材並同宣伝資料 一九四三(昭和一八)年一〇月二六日
　資料129  宣伝文－如何に多くの婦女が強姦せられしことか 一九四四(昭和一九)年一月二五日
　資料130  書翰－日本兵に依り犯されし最も非度い犯罪 一九四四(昭和一九)年一月二七日
　資料131  日本が比島を征服した後何を為したか 一九四四(昭和一九)年一月二九日
　資料132  書翰－日本兵の人道を無視せる行為 一九四四(昭和一九)年四月一六日
　資料133  宣伝ビラ－日本軍の山地討伐は殺人､ 強姦､ 掠奪を作り上げる 一九四四(昭和一九)年五月二九日
　資料134  終戦直前における状況 一九五六(昭和三一)年四月日本占領下フィリピン略年表日本占領下フィリピン要図[おわりに]