発刊にあたって(高木健一)
　｢従軍慰安婦110番｣開設の経過(山崎ひろみ)
第一章 証言
　関東軍女子特殊軍属服務規定(満州)
　ズボンを脱いで待っていた兵隊(天津)
　｢人間扱いする必要はない｣(インドネシア)
　㊙の文書(ジャワ島)
　トラックで検診に來た慰安婦たち(海南島)
　｢私をここから連れ出して｣(満州)
　免税票をもって(満州東北部)
　面長は自分の娘を差し出して……(孫呉)
　軍の直接管理(岳州)
　オオカミに食べられた慰安婦(ソ連国境)
　入墨を入れられて(博興)
　二〇〇〇人が集められ……(京城)
　見送ってくれた慰安婦(ムーリン)
　慰安所就業申請書類(奉天)
　軍属募集され(マレー)
　長襦袢の慰安婦たち(虎頭)
　慰安婦の検診をした(長辛店)
　妊娠して死んだ慰安婦(コロール)
　モグリで行った陸軍慰安所(宮古島)
　｢好きでこんなになったんじゃないよ……｣(インドネシア)
　回教徒の慰安婦たち(インドネシア)
　武漢大学の職員住宅が慰安所に(漢口)
　教え子を挺身隊に(朝鮮)
　逃げまどった慰安婦たち(ビルマ)
　ラバウルから送られてきた朝鮮人慰安婦(トラック島)
　防空壕がなかった慰安婦(トラック島)
　兵隊たちが二重三重に取り巻いて(沖縄)
　慰安婦サダヒメ(ハローアルシャン)
　兵隊が建てた慰安所(新島)
　出産した慰安婦(南昌)
　性病検査は､ 憲兵も立ち合った(中支)
　国内の慰安所で八ヵ月間働いた(日本国内)
　山下菊二スケッチより
　画家·山下菊二(金好子)
第二章 証言からみる ｢従軍慰安婦｣
　分析レポート(安原桂子)
　Ⅰ. 慰安婦について
　Ⅱ. 慰安所
　Ⅲ. 軍関係者
　Ⅳ. 補償についての意見
　Ⅴ. 都道府県別､ 年齢別件数
第三章 座談会
　｢110番｣を終えての感想
　｢110番｣のなかで見えてきたもの
　補償について
　今回の共同作業で得たもの
　｢110番｣感想
　弁護士の立場から(福島瑞穂)
　主催団体
　｢従軍慰安婦110番｣参加者
編集後記