従軍慰安所[海乃家]の伝言 海軍特別陸戦隊指定の慰安婦たち
第1章 従軍慰安婦5人と汽車で上海に
昭和19年7月、 上海日本工業学校に転校
慰安婦5人と神戸駅を出発
行けども行けども車窓に高梁畑…
着いたわが家は従軍慰安所
第一印象は瀕死の慰安婦の“足”だった
死体も食事も海軍がトラックで
試験は軍人勅諭の五カ条だけ
興味は上海第二女学校の女子学生に
[海乃家] 本館は14~15部屋
第2章 そのとき[海乃家]の従軍慰安婦たちは
従軍慰安婦 「さくら」さん回想
従軍慰安婦 「いさむ」さん回想
従軍慰安婦 「一二三」さん回想
従軍慰安婦 「小鈴」、 「すみれ」さんの爆死
空襲下、 陸軍大隊長ら呑めや歌えの…
「清香」さんらと、 軍属証明書の交付
來客あふれ、 ピーク期の店内
第3章 海軍の関与と[海乃家]回想
経営は委嘱、 海軍軍属の身分証明書もつ
上海に君臨する海軍特別陸戦隊
父はもと戦艦 「浅間」の乗組員
満員つづきで 「別館」を新開店
一花五円―の花代
水揚げの配分は、 子方4割だった
朝鮮女性多い軍人専用·横浜橋従軍慰安所
下士官·兵用とは別に士官用·慰安所も
兵器主任がくれたピストル2挺と国府軍
第4章 敗戦前後の[海乃家]と海軍と
うちの二回に李香蘭がいると―水越君
青天白日旗8月13日に各所にあがる
一時慰労金だせと、 慰安婦押しかける
慰安所の部屋すべてに引揚者が住む
海軍の放出物資でくいつなぐ毎日
父は55大隊長、 豊栄丸で鹿児島上陸
第5章 父、 母と上海イメージ
父は和歌山出身、 12歳で働きはじめ
誘われて、 上海虹口市場 「煮豆屋」大繁盛
母は大反対だった従軍慰安所経営
第6章 上海再訪 感傷旅行
学友友だちと思い出のカケ足旅行
通学時代の揚樹浦と、 きれいな上海の街
公平路公平里425号―本館の面影
人殺しに正義はない、といましめたい
あとがき
昭和19年7月、 上海日本工業学校に転校
慰安婦5人と神戸駅を出発
行けども行けども車窓に高梁畑…
着いたわが家は従軍慰安所
第一印象は瀕死の慰安婦の“足”だった
死体も食事も海軍がトラックで
試験は軍人勅諭の五カ条だけ
興味は上海第二女学校の女子学生に
[海乃家] 本館は14~15部屋
第2章 そのとき[海乃家]の従軍慰安婦たちは
従軍慰安婦 「さくら」さん回想
従軍慰安婦 「いさむ」さん回想
従軍慰安婦 「一二三」さん回想
従軍慰安婦 「小鈴」、 「すみれ」さんの爆死
空襲下、 陸軍大隊長ら呑めや歌えの…
「清香」さんらと、 軍属証明書の交付
來客あふれ、 ピーク期の店内
第3章 海軍の関与と[海乃家]回想
経営は委嘱、 海軍軍属の身分証明書もつ
上海に君臨する海軍特別陸戦隊
父はもと戦艦 「浅間」の乗組員
満員つづきで 「別館」を新開店
一花五円―の花代
水揚げの配分は、 子方4割だった
朝鮮女性多い軍人専用·横浜橋従軍慰安所
下士官·兵用とは別に士官用·慰安所も
兵器主任がくれたピストル2挺と国府軍
第4章 敗戦前後の[海乃家]と海軍と
うちの二回に李香蘭がいると―水越君
青天白日旗8月13日に各所にあがる
一時慰労金だせと、 慰安婦押しかける
慰安所の部屋すべてに引揚者が住む
海軍の放出物資でくいつなぐ毎日
父は55大隊長、 豊栄丸で鹿児島上陸
第5章 父、 母と上海イメージ
父は和歌山出身、 12歳で働きはじめ
誘われて、 上海虹口市場 「煮豆屋」大繁盛
母は大反対だった従軍慰安所経営
第6章 上海再訪 感傷旅行
学友友だちと思い出のカケ足旅行
通学時代の揚樹浦と、 きれいな上海の街
公平路公平里425号―本館の面影
人殺しに正義はない、といましめたい
あとがき
