日本軍性奴隷制を裁く―2000年女性国際戦犯法廷の記録 第1巻 戦犯裁判と性暴力
刊行によせて/松井やより
はきめに·内海愛子
第Ⅰ部 戦犯裁判の原点
第1章 「人道に対する罪」の成立/淸水正義
一.はじめに
二. 国際軍事裁判所憲章第六条項 「人道に対する罪」
三. 「人道に対する罪」の成立
四. 「人道に対する罪」の展開
第2章 戦時性暴力とニュルンベルグ国際軍事裁判/芝健介
一. はきめに
二.バルバロッサ作戦(対ソ戦)における性暴力
三.第一次世界大戦における性暴力犯罪の追及
四. ニュルンベルク国際軍事裁判の問題
第3章 戦時性暴力と東京裁判/内海愛子
一. 日本軍と軍紀
二. 陸軍刑法の改定
三.戦争裁判への道
四. 連合国戦争犯罪委員会の戦犯調査
五. 東京裁判で問われたこと
六. 法廷での証言
第Ⅱ部 戦犯裁判の展開/林博史
第4章 BC級裁判―イギリス裁判は何を裁いたか
一. はじめに
二. イギリス裁判の特徴
三. 性暴力の捜査ーインドネシアの強制売春のケース
四. 性暴力の捜査ービルマのケース
五. 裁判で裁かれた性暴力
六. まとめ
第5章 中華人民共和国の戦犯裁判/新井利男
一.はじめに
二. 国民政府のBC級裁判
三. 中国の日本人戦犯
四. 捕虜移監ーソ連から中国へ
五. 罪状調査
六. 裁判の準備
七. 最後の戦犯裁判
八. さいごに
第6章 イスラエルのアイヒマン裁判―イスラエル現代史における意味/臼杵陽
イスラエルで封印された 「アイヒマンの手記」
ホロコースト論への新たな挑戦―映画 「スペシャリスト」の公開
イスラエル現代史におけるアイヒマン裁判とそのインパクト
終わりに
第7章 フランスの戦犯裁判――第二大戦と「人道に対する罪」/渡辺和行
対独協力と「人道に対する罪」
戦後フランスと戦争の記憶
戦犯裁判の歴史
「人道に対する罪」とフランス司法
トゥウィエ裁判
戦争とジェンダー
第8章 ベトナム戦争とラッセル法廷/古田元夫
ラッセル法廷とは何か?
平和に対する罪と民族基本権侵害の罪
ラッセル法廷とジェンダー
第Ⅲ部 裁かれる現代の人権侵害
第9章 旧ユーゴスラビア紛争――女性への暴力と国際刑事法廷/川口博
一.「民族浄化」戦争
二.旧ユーゴスラビア紛争での女性への暴力
三.旧ユーゴスラビア国際刑事法廷(ICTY)
四.旧ユーゴスラビア国際刑事法廷と民主化、 非軍事化、 民族和解
第10章 南アフリカ――真実和解委員会と女性たち/永原陽子
はじめに
アパルトヘイトの崩壊の真実和解委員会
アパルトヘイト下の女性たち
真実和解委員会と女性
結び
第11章 ラテンアメリカ―人権侵害と加害責任/大串和雄
はじめに
ラテンアメリカの「免責」
罰するべきか許すべきか
ラテンアメリカ各国の経験
女性に対する暴力
第12章 国際刑事裁判所―二〇世紀の人類がたどりついたもの/東沢靖
国際刑事裁判所の成立
国際刑事裁判所とは何か
国際刑事裁判所とはどのような犯罪を裁くのか
国際刑事裁判所はどのように裁くのか
国際刑事裁判所は何のために裁くのか
第13章 裁くこと、 判断することだっしゅ二〇〇〇年女性国際戦犯法廷によせて/高橋哲哉
はじめに
「人道に対する罪」
「東京裁判」で裁かれなかった 「慰安婦」犯罪
責任者処罰の可能性
報復と「正義」と
二〇〇〇年法廷の意義
巻末資料
はきめに·内海愛子
第Ⅰ部 戦犯裁判の原点
第1章 「人道に対する罪」の成立/淸水正義
一.はじめに
二. 国際軍事裁判所憲章第六条項 「人道に対する罪」
三. 「人道に対する罪」の成立
四. 「人道に対する罪」の展開
第2章 戦時性暴力とニュルンベルグ国際軍事裁判/芝健介
一. はきめに
二.バルバロッサ作戦(対ソ戦)における性暴力
三.第一次世界大戦における性暴力犯罪の追及
四. ニュルンベルク国際軍事裁判の問題
第3章 戦時性暴力と東京裁判/内海愛子
一. 日本軍と軍紀
二. 陸軍刑法の改定
三.戦争裁判への道
四. 連合国戦争犯罪委員会の戦犯調査
五. 東京裁判で問われたこと
六. 法廷での証言
第Ⅱ部 戦犯裁判の展開/林博史
第4章 BC級裁判―イギリス裁判は何を裁いたか
一. はじめに
二. イギリス裁判の特徴
三. 性暴力の捜査ーインドネシアの強制売春のケース
四. 性暴力の捜査ービルマのケース
五. 裁判で裁かれた性暴力
六. まとめ
第5章 中華人民共和国の戦犯裁判/新井利男
一.はじめに
二. 国民政府のBC級裁判
三. 中国の日本人戦犯
四. 捕虜移監ーソ連から中国へ
五. 罪状調査
六. 裁判の準備
七. 最後の戦犯裁判
八. さいごに
第6章 イスラエルのアイヒマン裁判―イスラエル現代史における意味/臼杵陽
イスラエルで封印された 「アイヒマンの手記」
ホロコースト論への新たな挑戦―映画 「スペシャリスト」の公開
イスラエル現代史におけるアイヒマン裁判とそのインパクト
終わりに
第7章 フランスの戦犯裁判――第二大戦と「人道に対する罪」/渡辺和行
対独協力と「人道に対する罪」
戦後フランスと戦争の記憶
戦犯裁判の歴史
「人道に対する罪」とフランス司法
トゥウィエ裁判
戦争とジェンダー
第8章 ベトナム戦争とラッセル法廷/古田元夫
ラッセル法廷とは何か?
平和に対する罪と民族基本権侵害の罪
ラッセル法廷とジェンダー
第Ⅲ部 裁かれる現代の人権侵害
第9章 旧ユーゴスラビア紛争――女性への暴力と国際刑事法廷/川口博
一.「民族浄化」戦争
二.旧ユーゴスラビア紛争での女性への暴力
三.旧ユーゴスラビア国際刑事法廷(ICTY)
四.旧ユーゴスラビア国際刑事法廷と民主化、 非軍事化、 民族和解
第10章 南アフリカ――真実和解委員会と女性たち/永原陽子
はじめに
アパルトヘイトの崩壊の真実和解委員会
アパルトヘイト下の女性たち
真実和解委員会と女性
結び
第11章 ラテンアメリカ―人権侵害と加害責任/大串和雄
はじめに
ラテンアメリカの「免責」
罰するべきか許すべきか
ラテンアメリカ各国の経験
女性に対する暴力
第12章 国際刑事裁判所―二〇世紀の人類がたどりついたもの/東沢靖
国際刑事裁判所の成立
国際刑事裁判所とは何か
国際刑事裁判所とはどのような犯罪を裁くのか
国際刑事裁判所はどのように裁くのか
国際刑事裁判所は何のために裁くのか
第13章 裁くこと、 判断することだっしゅ二〇〇〇年女性国際戦犯法廷によせて/高橋哲哉
はじめに
「人道に対する罪」
「東京裁判」で裁かれなかった 「慰安婦」犯罪
責任者処罰の可能性
報復と「正義」と
二〇〇〇年法廷の意義
巻末資料
