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日本軍性奴隷制を裁く―2000年女性国際戦犯法廷の記録 第2巻 加害の精神構造と戦後責任

  • 구분
    저서
  • 저필자
    VAWW-NET Japan, 池田恵理子·大越愛子 책임편집
  • 발행자
    緑風出版
  • 발행일
    2000년
  • 주제분류
    일본위안부
  • 형태사항
    314쪽  , 일어 
刊行によせて/松井やより
 はじめに
第Ⅰ部 軍隊と加害の精神構造
 第1章 天皇の軍隊の特色―虐殺と性暴力の原因/藤原彰
 天皇の軍隊の成立
 近代日本社会の特徴と軍隊
 アジア諸国民への差別意識
 生命の軽視
 服従の強制とその責任
 軍隊の拡大と軍紀の崩壊
 虐殺とその責任
 性暴力とその背景
 第2章 男性神話からみた兵士の精神構造/彦坂諦
 一.「大日本帝国軍隊」の兵たちはなぜ残虐非道であったのか?
 二.罪責感の欠けた人間がつくられる教育
 三.よりよく殺し·殺されるために 「犯す」
 四 「男はそれをがまんできない」という神話
 五.生きかたの総体がそこに凝縮される
 第3章 なぜ軍隊は 「従軍慰安婦」問題を無視したのか/田中利幸
 一.「従軍慰安婦」問題に対する米軍の無関心
 二.第二次大戦期における米軍の性病予防対策
 三.ブラムフィ-ルド報告書と軍管理売春
 四.オーストラリアでの駐留米軍
 五.軍内外からの非難
 六.陸軍省の態度変化と戦後の軍管理売春
 七.問われるべきことは何か
 第4章 旧日本軍兵士の加害意識――慰安所体験·強姦体験の聞き取り調査から/井上摩耶子
 はじめに
 性暴力加害者の心理状態を知る必要性
 Kさんの戦争体験を聴く
 「従軍慰安婦」問題への社会的意識
 旧日本軍兵士の加害意識
 心的外傷体験からの心理的回復
 「新しい自記」 「新しい世界」ぼ創造
 おわりに
 第5章 旧日本軍兵士の性行動――現代にも引き継がれる売春意識/池田惠理子
 一.「慰安婦」からの告発と旧日本軍兵士たち
 二.根強い買春婦差別
 三. 今も昔も変わらない男性の買春意識
 四.個々の兵士の戦争責任
 五.加害体験を語ることの困難と可能性
第Ⅱ部 天皇制と戦争責任
 第6章 日本軍政奴隷制問題と天皇の戦争責任/鈴木裕子
 はじめに
 日本軍性奴隷制と公娼制·家族制
 過去だけでなく、 今日の天皇制も裁かれぬばならない
 「国体」(天皇中心)思想とエシノセントリズム
 天皇の軍象―強姦·虐殺·略奪の三位一体
 第7章 仏教が支えた加害の責任/源淳子
 はじめに
 仏教の戦争責任
 外界を喪失した日本仏教
 性への罪責
 おわりに
 第8章 昭和天皇と戦争関与と<戦争責任>/山田朗
 はじめに-戦後処理としての<戦争責任>追及
 日本の敗戦と天皇の<戦争責任>
 法的機能からの<戦争責任>否定論
 天皇の「実態」を根拠とする<戦争責任>否定論
 おわりに
第Ⅲ部 民族·ジェンダーの視点から問う戦後責任
 第9章 「日本人としての責任」再考――考え抜かれた意図的怠慢/徐京植
 はじめに
 証言の時代、 その反動局面
 混迷する中間勢力-自記正当化の欲望
 (非)国民主義的(無)責任論
 おわりに
 第10章 戦後日本のフェミニズムと「慰安婦」問題/山下明子
 はじめにー 「慰安婦」問題はなぜマイナー化するのか
 「慰安婦」問題の特質
 和解-戦後日本の女性運動の再出発
 わたし探し-からだと国家
 浮遊―セクシュアリティからジェンダーへ
 おわりに-結節点として
 第11章 戦争論·戦争責任論とジェンダー/大越愛子
 はきめに
 「戦争論」とジェンダー
 戦争体制への加害責任とジェンダー
 「裁きの思想」とジェンダー
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日本軍性奴隷制を裁く―2000年女性国際戦犯法廷の記録 第2巻 加害の精神構造と戦後責任 자료번호 : yn.d_0011_0356