まえがき
　凡例
　第Ⅰ部 起訴狀
　日本軍性奴隷制を裁く2000年女性國際戰犯法廷：共通起訴狀
　檢事團 對 天皇裕仁ほか
　日本軍性奴隷制の被害女性(アジア太平洋地域の民衆 對 日本)原狀回復, 賠償, 義務履行を求める訴狀
　各國起訴狀
　解題/林 博史
　南北コリア
　中國
　フィリピン
　台灣
　オランダ
　インドネシア
　東テイモ－ル
　日本
　表1. 共通起訴狀の被告人(主な經歷)
　表2. 各國が起訴した被告人
　第Ⅱ部 判決文
　判決解題
　解題1. 判決が ｢慰安婦｣犯罪に適用した法/東澤 靖
　解題2. 判決の事實認定に關して/林 博史
　判決
　第1部 序文と裁判の背景
　A. 沈默の歷史を破って
　B. 本法廷の組織
　C. 憲章
　D. 共通起訴狀と國家責任に關する訴狀
　E. 立證基準
　F. 被告人
　G. 日本に對する通知と防禦の考慮の經過
　H. 審理手續
　I. 被告人と日本政府から豫想される反論
　J. 女性國際戰犯法廷の法的·道義的根據
　K. 東京裁判の繼續としての東京法廷
　L. 大赦の不適用
　第2部 事實の認定
　A. 受理した證據の槪要
　B. サバイバ－の證言
　C. ｢慰安制度｣の設立と運營における日本または被告人の起訴に關する文書證據
　D. 日本國家の談話と認知
　E. アジア太平洋地域における日本の軍事侵略の歷史
　F. ｢慰安婦｣制度の發展と運營
　G. 軍性奴隷制の特徵
　H. マパニケでの强かん
　I. 强かんと性奴隷制のサバイバ－が被る繼續的被害
　J. 性奴隷制の影響に關する專門家證言
　K. 賠償の要求
　第3部 適用可能な法
　A. 前提となる法的問題
　B. 起訴された實體的犯罪：人道に對する罪としての强かんと性奴隷制
　第4部 個人の刑事責任
　A. 序論：關連規定
　B. 第3條(2)：司令官またはその他の上官の責任
　C. 第3條(1)：犯罪の計畵, 扇動, 命令, 幇助, 敎唆に對する個人としての責任
　第5部 法的認定と判決
　A. 序文：受理された起訴事實と證據の槪要
　B. 共通起訴狀訴因1, 2
　C. 共通起訴狀訴因3
　D. 判決
　第6部 國家責任
　はじめに
　A. 前提となる法的問題
　B. 國家責任の要件
　C. 日本の條約および慣習法の當初の違反
　D. 國際違法行爲の日本國への歸屬
　E. 繼續的義務と國家責任の侵害
　F. 國家責任に對する抗弁：平和條約
　G. 結論
　第7部 賠償
　A. 序文
　B. 勸告
　第8部 結論