はじめに
　第一部 挺身隊/｢慰安婦｣取材記
　　 1. 挺身隊取材記
　　 はじめに
　　 1－1. 北海道
　　 1－2. 沖縄
　　 1－3. タイ､ ハッチャイ
　　 1－4. パプア·ニューギニア
　　 1－5. 名乗り出た被害者―姜德景さんの場合
　　 1－6. 松代慰安所を訪ねて
　　 1－7. ハワイ捕虜収容所名簿調査[全羅南道霊光郡編]
　　 1－8. ハワイ捕虜収容所名簿調査[慶尚南道聞慶·慶山郡]
　　 1－9. 長島愛生園訪問
　　 1－10. 平和を築くために
　　 [付記] (強制占領(強占)｣について
　　 2. あなたの恨―中国延辺·東寧地区踏査
　第二部 日本の人々に訴える―韓国挺身隊問題対策協議会の結成
　　 1. 日本の人々に訴える―｢従軍慰安婦｣問題をめぐって
　　 2. 挺身隊(｢従軍慰安婦｣)問題と善隣
　　 3. 戦争責任と｢従軍慰安婦｣
　　 4. 裵奉奇ハルモニ追悼詞
　第三部 ｢国民基金｣との闘い
　　 1. ｢慰安婦｣にも ｢廉恥を重んじ｣よ
　　 2. 挺身隊/｢慰安婦｣問題はいまどこまで
　　 3.やはり基金の提案は受けいれられない―韓日間に横たわる深淵の深さをみつつ(李効再·尹貞玉·池銀姫·朴元淳·共著)
　　 4. 日本軍｢慰安婦｣問題と市民の連帯―平和に向かい､ 生き方をかえるために
　　 5. この闘いの価値と課題
　　 6. 元 ｢慰安婦｣を侮辱する謝罪なき日本の態度
　　 7. [インタビュー]朝鮮人 ｢慰安婦｣問題とは何か
　第四部 女性国際戦犯法廷の実現とその後
　　 1. 被害者重視の立場で―｢女性国際戦犯法廷｣への提案
　　 2. 天皇制·フェミニズムと戦争責任
　　 3. ｢日本軍性奴隷制を裁く二〇〇〇年女性国際戦犯法廷｣開廷の言葉
　　 4. ブッシュ大統領への公開書簡
　　 5. 女性国際戦犯法廷はなぜ開かれなければならなったのか
　　 6. 正義があふれ平和が地球をあたためる
　　 [付記] ｢市民法廷｣について
　　 7. わたしが歩んできた道―日本軍[慰安婦]制度の被害女性たちとの出会い
　編注(鈴木裕子)
　解説(鈴木裕子)