- 高句麗と渤海
- 徳興里壁画古墳
| Title | 地軸 | ||
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前室北壁天井の動物の中の地軸
徳興里壁画古墳の前室北壁天井に描かれた瑞獣(縁起のいい動物のこと)のうち、「地軸」の詳細図である。徳興里壁画古墳の前室天井には、全部で18匹の瑞獣が表現されているが、そのうち北壁には、天馬、地軸、天雀、辟毒、博位、賀鳥、零陽、喙遠、名称不明の瑞獣1匹など合計9匹が登場し、最も多い。
地軸は墓室北壁の中心軸線上に、北斗七星とともに描かれている。地軸の左右に一部の図像が対称に描かれているが、これは地の運動を主管する中心軸を意味するものと思われる。左側の頭の前に「地軸一身両頭」という墨書銘が見える。墨書の説明文と実際の絵が一致している。