• 高句麗と渤海
  • 徳興里壁画古墳
人物 01
Title人物 01
玄室東壁の七宝供養行事の人物 01
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玄室東壁の七宝供養行事の人物 02
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徳興里壁画古墳の玄室東壁の右側の七宝供養行事図の上段に描かれた、人物の詳細図である。
画面の人物は、上段右側の縁台に座っている人物である。頭には文官用の幘(文官や武官の儀礼用の帽子で、後頭部の突起物が2つに分岐してそれが前方に曲がった形と、まっすぐに尖ったような形の2種類がある。前者は文官用で後者は武官用)をかぶり、衣服は前室の太守と同じく橙色の広袖の長い道袍を着ている。その後ろには、頭巾(古代の帽子の一種で、布地で頭全体を覆い後方で結んだ)をかぶった侍者が2人立っている。
その横に書かれた銘文によると、縁台に座っているこの人物は中裏都督という官職の者で、画面の七宝行事を主管する人物である。この人物は音楽や食べ物など、行事に必要な諸業務を管掌している。

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