• 高句麗と渤海
  • 安岳3号墳
東側室_東側_厨房_詳細人物1
Title東側室_東側_厨房_詳細人物1
東側室_東側_厨房_詳細人物1
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東側室東壁左側に描かれた厨房図の中で、厨房の責任者に見える女性の壁画詳細図である。まず髪型を見ると、頭頂部で赤い髪紐で髪を束ねて結い上げた後、二筋の長い髪を抜き出してU字型の髪留めに巻きつけて仕上げた形と推察される。この髪型は、他の壁に描かれた壁画でも発見されており、当時の女性たちの間で流行の髪型であったことが分かる。服は白の長いトゥルマギ(外套)形態の上下がつながったチマを着て、腰に帯を締めている。擦り減りやすい襟ぐりや袖口の先には濃い色で襈をつけている。両袖をまくり上げて厨房の仕事に没頭している姿が上手く表現されている。目鼻立ちが優雅に表現された美人型の顔で、唇には赤い紅を塗ってめかしこんでいる。素朴だが美しく装った女性の姿から、高句麗時代の女性たちの日常生活の中での自然な美しさを感じることができる。

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