• 高句麗と渤海
  • 安岳3号墳
東側室_西側_入口南側_馬小屋
Title東側室_西側_入口南側_馬小屋
東側室_西側_入口南側_馬小屋
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東側室の西壁入口南側に描かれた馬小屋図の中で、白兎馬、黄兎馬、赤兎馬の姿である。画面に見える三頭の馬が並んで飼い葉桶の前で餌を食べている、のどかな場面が捉えられている。馬は非常に肉付きが良く、富家の豊かな暮らし向きを見ているようである。表現技法を見ると、飼い葉桶と馬を斜めに配置し、自然に遠近感を生かした優れた技法を見ることができる。また、毛色が異なる馬のたてがみを一本一本まで細かく描写した部分では、当時の画工たちの優れた描写力に感嘆を禁じえない。
高句麗で使用された馬は、中央アジア産の足が長く体の大きな汗血馬ではなく、モンゴルの草原一帯で育った足が短い小馬だったと言われている。この馬は、長い足を持った中央アジア産の馬のように素早く走ることができなかったろうが、険しい山を上り下りするのは上手く、山城を中心に行われた高句麗の数々の戦いで大活躍したと推察される。

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