安岳3号墳の東側室北側に描かれた井戸壁画の中で、水甕と飼い葉桶の姿である。高句麗時代には、様々な種類の土器が大量に作られた。高句麗の遺跡からはこれまで多くの土器遺物が出土したが、主に持ち手の付いた様々な形の甕や甑、鉢、皿、小皿などがある。その中で甕は、壁画で見られるように水を入れる水甕として主に使用されていたことが分かる。