• 高句麗と渤海
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西側室_西側_墓主肖像_詳細_帳幕
Title西側室_西側_墓主肖像_詳細_帳幕
西側室_西側_墓主肖像_詳細_帳幕
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安岳3号墳西側室の墓主肖像画には、赤い絹で華やかに飾られた帳幕が登場する。帳幕の形は四角形で、平床の上に屋根のようにのせられている。帳幕の前部分は赤い絹の紐を結び上げ、上段には蓮花と房のついた玉で上品に装飾されている。まず三角形にとがった帳幕の頂部分とその左右の角には、蓮花が装飾されている。蓮花は満開の形と、まだ花のつぼみが開いていない形の二つの方式で描写されている。縁飾りした蓮花の中央には、Y字型の赤線が見え、その両横に胚芽のような黒い点がついている。蓮花の左右には、黒線の蓮花台座が軽い曲線を描いて鉢形で蓮花を支えている。白い蓮花に赤い輪郭線、黒い蓮花台座が、1700年過ぎた今でも鮮やかな対照をなしている。

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