• 高句麗と渤海
  • 安岳3号墳
西側室_西側_墓主肖像_詳細_白羅冠
Title西側室_西側_墓主肖像_詳細_白羅冠
西側室_西側_墓主肖像_詳細_白羅冠
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安岳3号墳西側室に登場する墓主がかぶっている冠帽である。中には黒の内冠をかぶり、外には絹に見える透明な白い外冠を重ねてかぶっている。耳の付け根まで下りてくる外冠は、あごで紐を結んで固定させた。
この外冠は羅冠だとする説と、古代中国で武官が着用していた武冠だとする二つの説がある。きめが細かい絹で透明に作られた「羅冠」は、高句麗時代に身分の高い人物がかぶっていた冠帽で、大臣は青色の羅冠である青羅冠をかぶり、王は白の羅冠である白羅冠をかぶっていたという。画面に見える羅冠は白絹で作られた「白羅冠」で、被葬者を高句麗の王と見る有力な根拠の一つである。しかし、冬壽だと主張する側は、これを白羅冠ではなく、古代中国の武官職が主に着用していた「武冠」だと主張している。特に、冬壽の官職は武官が主に着用していた三品将軍に該当するため、安岳3号墳の壁画の主がかぶっている冠をかぶることができる身分的地位に該当すると説明している。

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