• 高句麗と渤海
  • 安岳3号墳
玄室_北壁柱(柱頭正面)_鬼面2
Title玄室_北壁柱(柱頭正面)_鬼面2
玄室_北壁柱(柱頭正面)_鬼面2
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玄室北側の柱のうち、左から三番目に位置する第三柱の柱頭正面に描かれた鬼面紋である。三つの鬼面の中で最も完全に残っている。黒の輪郭線に白で彩色された鬼面は真っ青の大きな目で、まるで睨んでいるかのように恐ろしい顔をしている。猛獣のように牙を剥いた歯を白く表し、咆哮するように開けた口からも恐怖を感じさせる。大概の雑鬼神は、怖くて近づくこともできないほど獰猛な威厳を示している。
鬼面紋は文字通り荒々しくも恐ろしい鬼神の顔を紋様として描いたもので、邪気や雑鬼神を退けるために、古くから瓦や壁画に多く愛用されていた辟邪(邪悪な気運や鬼神を退けるという意味)の意味を持つ紋様である。壁画でも墓の中に邪悪な気運が入らないように、このような鬼面紋を装飾したものと解釈されている。

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