- 高句麗と渤海
- 安岳3号墳
| Title | 東側回廊_東壁_出行図_詳細_斧鉞手隊列1 | ||
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東側回廊_東壁_出行図_詳細_斧鉞手隊列1
安岳3号墳の東側回廊東壁の行列図に登場する、斧を主な武器として使用する斧鉞手の行列である。斧鉞手は還刀手のすぐ後ろに五人ずつ登場する。画面に見える斧鉞手は、壁画の上段に登場する。高句麗の歩兵は鎧や兜を着用した重装步兵とそうでない軽装歩兵に分けられるが、画面に見える斧鉞手は鎧や兜を着用していない軽装歩兵に属していることが分かる。彼らの外観を詳しく確認すると、頭には武官用帻(後ろの山が三角形に尖って立っているものが武官用幘である)をかぶり、チョゴリとパジを着ている。パジは膝下のふくらはぎ部分を布で別に結んでしっかりと固定させている。斧は実際に戦闘用の武器として使用されるが、昔から権威を象徴する儀仗の性格が強い器物でもあった。