• 高句麗と渤海
  • 水山里壁画古墳
玄室_北壁_墓主室内生活図_詳細_墓主夫妻
Title玄室_北壁_墓主室内生活図_詳細_墓主夫妻
玄室_北壁_墓主室内生活図_詳細_墓主夫妻
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水山里壁画古墳玄室北壁に描写された墓主夫妻肖像画の詳細図である。墓主夫妻の絵は、墓室にある壁画の中で最も重要な役割を占めているため、その位置も玄室の正壁である北壁に位置する。画面の墓主夫妻肖像は、残念ながらかなりの部分の壁画が既に破損され、その姿を確認することができない。セメントが塗られた部分は石灰の壁が落ちたところで、発掘後に補修された箇所である。
墓主夫妻の図像はすでに消えてしまっているが、墓主夫妻は、夫が画面の左側に、夫人は画面の右側に座していた。画面の右側のセメント壁の横に夫人の華やかなチマの裾がわずかに見えているが、ひだのある五色の色動チマのように見える。その後ろに赤い色の枠飾りのある三角形の形の背もたれが見える。この背もたれは龕神塚に初めて出現した後、平壌一帯の中期高句麗古墳壁画の墓主肖像に続けて見られ、初期の安岳3号墳や徳興里古墳壁画の墓主肖像に登場した「ㄱ」字型や「ㄷ」字型の屏風がこの背もたれに置き換えられたことが分かる。

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